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筑波大学 新技術説明会【対面開催】

日時:2026年11月10日(火) 13:25~15:55

会場:JST東京本部別館1Fホール(東京・市ケ谷)

参加費:無料

主催:科学技術振興機構、 筑波大学

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発表内容詳細

  • 13:25~13:30

開会挨拶

筑波大学 国際産学連携本部 特命教授 西野 由高

  • 13:30~13:55
  • 情報

1)裸眼立体表示の高解像度化および頭を傾けても崩れない立体視

筑波大学 システム情報系 知能機能工学域 准教授 掛谷 英紀

新技術の概要

高解像度裸眼立体表示法を2つ開発した。1つは時分割パララックスバリア方式で、ディスプレイパネルと同じ空間解像度の裸眼立体表示を実現できる。もう1つは入り合いフレネルレンズを用いたインテグラルイメジングで、高解像度の3D実像/虚像表示が実現できるとともに、観察者が頭を傾けても立体視が崩れない。

従来技術・競合技術との比較

従来のレンチキュラレンズやパララックスバリアを用いた裸眼立体表示は、立体像の空間解像度が低下し、また頭を傾けると立体視ができない。時分割パララックスバリア方式は、空間解像度の低下が起きない。入り合いフレネルレンズを用いたインテグラルイメジング(II)は頭を傾けても立体視が崩れず、また従来のIIより画質が向上している。

新技術の特徴

・時分割パララックスバリアの制御技術
・入り合いフレネルレンズの設計技術
・インテグラルイメジングに必要な多視点画像の高速レンダリング技術

想定される用途

・エンタテインメント
・遠隔操作(ドローン等)
・医療画像の可視化

関連情報

・サンプルあり
・デモあり
・展示品あり

  • 14:00~14:25
  • 情報

2)「飽き」を可視化する食品設計技術~脳波研究を基盤とした、脳波計測不要の評価モデル~

筑波大学 システム情報系 知能機能工学域 准教授 川崎 真弘

新技術の概要

食品の味・香り・食感などの官能特性から、食べ進める中で生じる「飽き」の時間変化を予測する技術です。脳波研究から構築した評価モデルを用いるため、食品評価時には脳波計測を必要としません。「飽き」の可視化と、それに影響する官能特性の探索により、商品設計・改良における意思決定を支援します。

従来技術・競合技術との比較

従来の食品評価では、一時点の「おいしさ」や「好み」を測る官能評価が中心で、食べ進める中で変化する「飽き」を捉えることは容易ではありません。また、脳波を用いた評価には計測上の負担があります。本技術は、脳波研究の知見を活用しながら、脳波計測なしで「飽き」の時間変化を予測する点に特徴があります。

新技術の特徴

・食べ進める中で変化する「飽き」を、時間変化(飽きプロファイル)として可視化・予測できる
・脳波研究から構築した評価モデルを用いるため、実際の食品評価時には脳波計測を必要としない
・「飽き」に影響する官能特性を探索し、商品設計・改良における新たな意思決定指標としての活用が期待できる

想定される用途

・菓子・パン・飲料など、繰り返し摂取される食品の「飽きにくさ」を考慮した商品開発
・複数の試作品における味・香り・食感などの違いと「飽き」の関係分析
・既存の官能評価に「飽き」という時間軸を加えた、新たな商品評価・意思決定指標としての活用

  • 14:30~14:55
  • 医療・福祉

3)上肢から測定した筋電位から患者が手に行わせたい動作を推定する技術

筑波大学 医学医療系 臨床医学域 准教授 門根 秀樹

新技術の概要

脳卒中など脳血管障害は身体に麻痺が残ることがある。リハビリテーションでは、動作分析しフィードバックを与えることで効果向上を図るが、患者の運動状態や認知状態に大きく依存するため改善が求められている。本発明は、脳卒中急性期に対する手指巧緻運動の筋電位マーカー同定とそれに基づく診断・訓練システムを実現する。

従来技術・競合技術との比較

近年、ロボットリハビリテーション技術の開発が進められており、例えば、AR/VRによる視覚フィードバックを与える技術、生体信号に基づく手指運動訓練を補助する技術、生体電位信号に基づく随意運動を補助する技術がある。これらと比較して、本技術は、複数信号の多数特徴量に基づく推定によって、より正確に運動や状態を推定、効果的な支援を行うことができる。

新技術の特徴

・脳卒中急性期に対する手指巧緻運の筋電位マーカー同定
・同定された筋電位マーカーに基づく診断支援・訓練支援

想定される用途

・脳卒中急性期の上肢麻痺患者のリハビリテーション
・診断・訓練・スクリーニング支援

  • 15:00~15:25
  • 材料

4)機能性有機材料から作成する光共振器のディスプレイおよびセンサー応用

筑波大学 数理物質系 物質工学域 准教授 山岸 洋

新技術の概要

多彩な有機材料から共振機能を有する微細な粒子を作成する技術を開発した。作成した素子は、バイオプローブ・レーザーディスプレイなどとして利用することができる。

従来技術・競合技術との比較

従来の素子合成法では利用できる材料が一部の汎用プラスチックに限定されていた。一方の本手法は多彩な材料を利用することができる。

新技術の特徴

・多彩な有機材料から微小レーザーを作成可能
・多彩な母材・表面状態を持った光共振センサーを作成可能

想定される用途

・バイオセンシング
・レーザーディスプレイ

  • 15:30~15:55
  • アグリ・バイオ

5)自家蛍光による非破壊的細胞評価・検出技術

筑波大学 生命環境系/高等研究院・微生物サステナビリティ研究センター 農学域 
准教授 八幡 穣

新技術の概要

1細胞の自家蛍光シグネチャーを抽出し、複数波長で解析するラベルフリー分析技術である。細胞種や代謝・ストレス状態を非破壊で可視化・判別し、食品・細胞品質管理等の高速化に貢献する。

従来技術・競合技術との比較

染色、遺伝子改変などの前処理が不要。培養を介さないためにリアルタイムの検出が可能。1細胞解像度であるため、細胞集団内の不均一性を評価できる。

新技術の特徴

・非破壊、非侵襲
・培養を介さないリアルタイム検出
・1細胞解像度で集団内の不均一性を可視化

想定される用途

・ホワイトバイオ分野における工程管理
・レッドバイオ分野における細胞品質保証
・微生物衛生管理のリアルタイム化

お問い合わせ

連携・ライセンスについて

筑波大学 国際産学連携本部
TEL:029-859-1659
Mail:event-sanren アットマークun.tsukuba.ac.jp

新技術説明会について

〒102-0076 東京都千代田区五番町7 K’s五番町

TEL:03-5214-7519

Mail:scettアットマークjst.go.jp

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